社員紹介

国際事業部
事業計画部 技術計画課
兼 都市開発部 開発課 課長補佐

片岡 千香子

CHIKAKO KATAOKA

2005年入社
建築学専攻 修了

【国際事業】

チャレンジの地平は
国境を超えてベトナムへ
未知なる街づくりに取り組む

私の仕事

ベトナムで新たなプロジェクトを探査する

 東急電鉄では、ベトナムのホーチミン市に北接するビンズン省で同国最大級の都市開発に取り組んでいます。東急電鉄と現地デベロッパーとの合弁会社であるベカメックス東急社が手掛ける東急ビンズンガーデンシティにて、2015年にファーストプロジェクトとなる高層マンション「SORA gardens」や商業施設「hikari」が開業を迎えました。2014年末より路線バス「KAZE SHUTTLE」も本格運行を開始し、着々と新しい街が生まれつつあります。
 私たちがベトナムで進める都市開発はそこに施設や住宅を建設して完了というものではありません。交通や商業、さらに医療、教育、エンターテイメントといった生活インフラ全般の整備にまで踏み込んだ街づくりを目指しています。そのためには当然、東急電鉄が長年にわたって沿線の開発で培ってきたノウハウが必要。開発の主体となる現地のメンバーと東京の本社メンバーが両輪となる密接な連携が欠かせません。
 私のミッションは、建築チームのプロジェクトマネージャーとして、社内の技術を取りまとめて活用し、ベトナムでのプロジェクトを推進すること。現地のサポートではなく、自分たちも主体的に機能するように、常にプロジェクトの一歩先を見ながらアクティブに動くことを心がけています。
 当社のベトナムでの街づくりは、このビンズン新都市の開発だけにとどまるものではありません。現在、次なる挑戦に向けた新たな調査や提案にも取り組んでおり、私の業務も、新規プロジェクトの計画検討の比重が高まっています。

仕事の意義

新たな街づくりへ、人々の暮らしに貢献するために

 「えっ、なんで私がベトナム担当に……」。2014年10月、国際事業部への異動を知らされたときの、それが私の正直な気持ちでした。入社以来ずっと沿線の街をフィールドに不動産開発に関する企画営業から建築技術、時にはエンドユーザー対応も含む幅広い分野の経験を積み、充実感も得ていました。学生時代に学んだ建築の知識を生かして、地域に密着した街づくりをしたい。それが東急電鉄に入社した理由であり、実現できている実感もあっただけに、その先に自分のやりがいを見いだせるのか不安がよぎりました。
 でも、そんなわだかまりもベトナムへの出張を重ねるとともに徐々に消え去り、代わって期待が膨らんできました。
 ベトナムはとてもエネルギッシュな国ですが、社会インフラはまだまだ発展途上。日本で豊富な経験をもつ東急電鉄が果たすべき役割は大きいと思います。これまでの国内の仕事では、常に目の前の街が、顔の見えるお客さまが、対象でした。沿線から世界へと広大なフィールドに踏み出す最初の頃に感じていた不安は、スケールが大きすぎて到達点が見えない戸惑いでもあったと、今では気付いています。プロジェクトを成功に導きベトナムの人たちの生活に貢献できるように、持てる力のすべてを尽くす。それが現在の私の目標です。

印象に残るエピソード

幸運にも3つの物件の竣工が連続したあの夏

 今でも忘れられないのは2009年の夏、都市開発事業本部で土地活用コンサルティングに携わっていたときのことです。この業務は、土地・建物を所有するオーナーさまを対象に、土地の有効活用に向けた最適なソリューションを提案するというもの。当時、私は部署内で唯一の建築担当ということもあり、実にさまざまな提案と事業推進に関わるチャンスに恵まれました。
 中でもその夏は、高齢者専用住宅、スポーツクラブ、賃貸マンションという、事業スキームも建物用途も異なる物件を3つ立て続けに竣工することができたのです。建築担当といってもまだ入社5年目、関連する部門の多くの先輩たちから受けた数々のサポートも忘れられない思い出ですし、いまでは貴重な財産となっています。私は8月生まれで、この夏が20代最後の夏。いまでも誕生日が来るたびに、あの日々を思い出します。

My History

入社前

1980年 埼玉県に生まれる。子どもの頃から健康に気を配り、親にジュースを勧められても自ら牛乳を選ぶという、少々ユニークな子どもだったらしい。幼少期から体操と水泳に親しみ、小学校時代には、学校で推奨されていた朝マラソンを続け、基礎体力を養った。
1993年 多感な中高時代を、山奥の閉鎖された進学校にて過ごす。数少ない学校行事では、毎度、周りを巻き込み完全燃焼。苦楽を共にしたからこそ理解し合える、一生ものの仲間に恵まれた(写真)。この頃、将来の進路として理系を意識する。
1999年 都市計画に興味をもつようになり、大学では建築学を専攻。設計課題をこなすために徹夜をし、サークルではテニスに熱中し、そしてアルバイトと、エネルギッシュな青春時代を過ごした。

入社後

2005年 街づくりに関わる企業の中から東急電鉄を選んだのは、「お客さまの顔が見える、地域に密着した仕事がしたかった」から。入社後、コンセプト賃貸マンション「TOP-PRIDE」の企画開発に通算6年半携わる。
2006年 この年の10月から5年間、自由が丘とたまプラーザを拠点に、沿線エリアの土地・建物オーナー向け土地活用コンサルティングを担当。
2011年 新規事業である「耐震サポートサービス」の立ち上げに奔走する。「営業だが技術もわかる」のがウリであった。チーム一丸となり同じ目標に向かってプロジェクトを進めることの重要性と面白さを体感(写真)。
2014年 10月から現職に。
よく食べ、よく飲み、よく笑い、子どもの頃に鍛えた基礎体力に感謝する日々を送っている。会社の駅伝大会をはじめとし、ランニング、ハイキング、ゴルフなど、声をかけられれば何事にも好奇心旺盛に参加。